絶滅寸前サイのお話。
南アフリカでクルーガーナショナルパークにいったときのお話。
南アといえば、サファリ…!のイメージが強いかと思いますが野生の動物なんてのは道端ではそうそうみない。
猿、馬、猪は場所によっては遭遇するかもしれないけど、この感覚も日本と同じような感じ。
田舎にいけば出会うかもみたいな。
クルーガー国立公園は国が動物を保護してる。といっても飼育はしてないし、動物園とは違う。
檻に入れたり、どこに行けば必ず会えるというのはなく私達が動物様の住んでらっしゃる広ーーいお家に自分で用意した車でお邪魔する感じ。
クルーガー国立公園(英:Kruger National Park)とは、南アフリカ共和国北東部のリンポポ州とムプマランガ州に跨って存在するアフリカ有数の大きさを有す鳥獣保護区である。19,485 平方キロメートル (7,523 sq mi)の面積を有し、南北360 キロメートル (220 mi)、東西65 キロメートル (40 mi)の幅を有している。
とまぁ、とにかくクルガーは広い。そしていろんな野生動物に出会える。
そんな中でBIG5と言われる見つけられたらラッキー!という動物たちがいる。
それはライオン、ヒョウ、バッファロー、ゾウ・・・そしてサイ。
この国立公園は本当にバカでかく、それぞれツアー会社の車もしくは個人の車で各ポイントにあるハット(簡易なお家、冷蔵庫やクーラーもあった)やテント(といってもこれまたログハウスのような感じで、冷蔵庫があったり電気が通っていて携帯など充電できる。)などなど様々なスタイルの宿泊施設があり、そこに泊まりながら皆野生動物を探しにいく。
↓少し高級なハット(お風呂やトイレ付き)
↓これが普通のハット(男女別のシャワー、トイレが近くに。
各部屋の前にBBQする台が必ずある
↑これもハット。
↓テント。虫除けのあみあみ窓が開けれる。電気もちゃんと通ってる。
テントってもっと簡易なもの想像してたのに意外とちゃんとしたやつだった。
宿泊施設以外にもカフェや物販店(BBQ用にお肉や油なども売っている)があり、そこには昨日もしくは今日ここらへんでこの動物みたよ!というボードがある。
とにかく広いこのパーク内ではそういった目撃情報が非常に助かる。
下の画像もBIG5達の写真が並ぶが、一番下の恐らくサイであったところだけ紙で隠されている。
どこのボードにもサイの写真は見られず
”サイを見ても、ここには載せないでください。”
と密猟防止のためにどこにいるか旅行者にも分からないようになっている。
彼に聞いてみると ”サイは今密猟のせいで絶滅寸前なんだ。。。”と悲しそうに言われた。
ググってみるとこんな情報が。
サイの角は漢方などで重宝され、高値で取り引きされるため、密猟が急増。末端価格は1キロ当たり6万5000ドルにまで高騰しており、金やプラチナ、コカインよりも高くなっている。
出典
4日間このパークにいて、車を朝五時にゲートが開くと同時に出発。
すれ違いのドライバーさんやボードの情報を頼りに沢山の種類の動物たちを見つけられた!
サイに会えたのは3日目のみ!本当にレアだった。
その時の写真↓
堂々とした佇まいというか、何というかとにかくかっこよかった。
友人の子供(20歳・男)がRhino Farm(ライノーファーム)で働いていると聞いた。
何するところだろーと思ったらそこは絶滅寸前のサイを繁殖させ野生に戻してあげるところだそう。
どこにあるかなどは一切インターネットには載っておらず
場所は特定出来ないようにされているそう。
癌治療に効く、滋養強壮、もしくは富の象徴などとしてベトナムや中国に需要があり、
南アフリカからの密猟が後を絶たないらしい。
でも実際のところ、医学的なところは何も証明されていない。
サイをむやみに乱獲し、傷つける行為はひどいと思う。
それでも、南アフリカに住む貧困層の人はサイの角を手に入れれば、ある程度まとまったお金を手にすることができる。
家族を養えるとなったら、良くないことと頭にあっても密猟に手を染めてしまう人がいるのが現状である。
何かを必要とするとき、その物はどこから来ているのか、本当に必要なものなのかを一度考えてみる。
それが大事だと思った。
クイズナイトに参加させられる
ケープタウンの友達がここは美味しいし雰囲気もいいよーとオススメされて前回やってきたバー、"Jamica Me Crazy"。
ビールやワインの飲めない私にも飲めるカクテル系があってご飯が美味しい!
ここ毎週火曜日はクイズナイトを開催してるらしい。
とにかく楽しいから行こうと言われるのだが、英語だし、人前で即答するタイプだったら…恐怖すぎる…とビビってたけどチーム戦だから大丈夫と言われてやってきた。
早めについた私達。飲み食い始める。
このお店、屋外と屋内があるのだがどうやらクイズナイト参加者は皆屋内にスタンバイみたい。3組くらいしかいないのかなー…
と思ってたら8組もきた!
そして黒人アフロのクイズ担当(バースタッフじゃない)が登場。
ルール説明開始。まぁ簡単に言うと…
携帯禁止!ググって検索したら、その人は参加者全員にショットを買う。以上!
それぞれグループ名を決める。
私達6名のチームネームは"Immigrants for Donald Trump"
移民反対と公言している大統領候補ドナルドトランプを皮肉ったチームネームらしい。
他の人たちはUnited Nation, Goose picknick , Luna &Jupitar etc...
クイズは6つの分類に分かれている。
まず始めは映画や小説。
そして歴史、科学&生物学、一般常識、音楽など。
そして回答用紙が配られそれに記入していく。
これが、以外と全部難しい!!!・・・(;´Д`)
例えば…
- 1981年5月11日に亡くなった大物歌手はだれでしょう? (答 ボブマリー)
- ワールドカップで優勝回数の最多の国とその回数は?国は同ポイントで2か国。 (答 イタリアとドイツ。四回ずつ)
- ゴーストバスターズにでてくるこの女性の名前は?写真が写る (答 パティ)
- この国旗はカリブ海のどこのものでしょう。穴埋め。 (答 Antigua and barbuda)
難しいのに皆以外と優秀!
それぞれのカテゴリーごとに採点して皆に返される。
そしてボーナスクイズはスクリーンにでたクイズを叫んで正解者が3ポイントゲット!
ということで…
この国旗はどこの???
皆叫ぶ!私もオランダと叫ぶ!なか、私のチームのポールが"ルクセンブルク!!"
と叫び大正解!3ポイントとショットをゲット\(^^)/笑
※ちなみにオランダの国旗はこちら。
ねぇめっちゃ似とるやんっ。
と全くチームの役に立ててない私。
アフロの司会者進行もなかなか面白い。
途中、携帯を触ってる子を見つけて"Rule is rule!!!! You gotta get shots."(ルールはルール。ショット買わなきゃ)
この事態に参加者もショットコール。
女の子は"お母さんにメールしてたの!絶対調べてないのー"とのこと。
結局クイズはじめの方だったしワーニングでおさまった(^^;
私はこの時、自分の携帯をポケットに入れて封印。
うっかり携帯使ったらR20(ショット一杯) x 40人=R 800(6000円くらい)一瞬で飛んでっちゃうからねー。
とゲームは楽しく続き結果発表。
優勝チームはなんと37点!
私達は25点で第5位…(^^;
優勝チームには景品としてリュックサックがプレゼントされ…
あけると中にはイエガーマイスターの大きなボトル。ぜーんぶイエガーマイスターのロゴ入りTシャツ、サングラス、キャップ、シール、ボトルオープナー、電池で光るバッチ等々。優勝チームはこの後景品を皆にお裾分けしだし、私のサイズだということでTシャツと何故か大きなシール貰った😂笑
ゲームとしてたは勝てなかったけど、たった参加費たったの25ランド(200円くらい)でこんなに楽しめた!
クイズナイトのスペシャルドリンクとかもあってお店的にも良いイベントだと思う(^^)
日本でもあればいいのにっ!
ただ本当ただ真面目にゲームをすすめるんじゃなくて、司会者の話術や運びかたによると思う。
ご飯も美味しいJamica Me Crazyおすすめっ!
コリアンダーののったメキシカンピザ" EL Mexicano"
ピニャコラーダとストロベリーダイキリがmixされた"Volcano"
写真はないけどフローズンマルガリータもどれもお手軽で飲める😌❤また行きたい。
ケープタウンで大好きなジェナに会う
ブログに書いてもいいー?と聞いたらOKでたので私の大好きなジェナについて。
彼女は顔以外、白いお肌に沢山のタトゥーが入っててロックな感じにみえるかもしれない。
彼女は現在、美大のようなところで建築デザインの資格を取るために学生をしている。
彼女には不動産業をする別の顔もある。
私がジェナを大好きな理由はまず芸術性。
前回ケープタウンに来た時は1週間くらい彼女の家に泊めてもらった。
彼女のお部屋は彼女が作り出したアートで溢れている。
レコードを熱で形をかえた鉢植えや、灰皿。
そして壁に無造作に取り付けられているカセットテープや真っ青に塗られた部屋にあるのは英字新聞が貼り付けられた上半身のマネキン。
美術館みたい。なのに落ち着く。
そして彼女の人柄。
その1 おもしろい。
お酒が大好きなジェナと皆でバーへ。
私はコリアンダーののったメキシカンピザ!美味ー😍😍😍❤
そしてジェナはというと飲む飲む。ひたすら面白いこと言い続けて、私は笑い続け。
お会計はこっちの人は皆クレジットカード払い。
現金を持ち歩くのはあまり安全ではないという考えから。
皆クレジットカードで支払い終えて、サーバーさんが
”・・・すみません。ペン返して頂いても良いですか?”って。ペンがテーブルの奥にあったみたい。
ジェナはすがさずペンに一番近い友達を指差してサーバーさんに”Ohhh watch out this guy. He loves pen!!” いっつも絶妙のタイミングと自虐が最高。
その2 やさしい。
私がいくつか日本からお土産を持ってきてその中の人に花柄の折り紙があった。
小さい頃はよく遊んだに今はもうほとんど覚えてない。
とりあえず覚えてた鶴(THE定番)と紙風船を作ったら皆に”BEAUTIFUL!!"てめっちゃ褒められた。
そんな中一番若いジェイソン(24歳)はハートを作りたいらしい。
けど思い出せないし、綺麗な折り紙を無駄にしたくないから。とノートを破って練習。
それを見たジェナは”Come on,Jason!! You can use real origami as many as you want. Just try it.(ジェイソン!そんなの使ってないで、本物の折り紙何枚使ってもいいからやってみなよっ)"
それでもジェイソンは”It might become ugly....(見た目よくないのができちゃうかも・・)”なんて言っててそれでもジェナは”Oh Whatever! I will remember about this moment when i see your origami.Thats the main point! (何言ってんの。 ジェイソンの作ったのをみて、またこのことを思い出す。そがれいいんじゃーん。)”て。
アーティストのジェナらしい発言。
ちょいちょい悪い言葉混じりででも優しいこと言ってるジェナが好き!
テーブルマウンテンで絶景をみる
半年前にテーブルマウンテンに登った時は時間がなくて、夕日の時間帯。
最終ので登ったからケーブルカーが半額になった。
夜景はめっちゃ綺麗!!でも昼間の景色もみたい!!
ということで、毎日毎日テーブルマウンテンの公式ページで天気をチェック。
ケープタウンに来てから4日間ほど毎日チェックしていたけれど、
毎日”Poor" もしくは”ZERO” Visibility...
地上の天気は悪くなくても山頂は霧がかかったりして視界不慮。
もしくは強風でCLOSEされてしまうこともあるので、興味のある方は必ず
HPで確認してからいくといいと!
ちなみに私は上の画像の”BUY TICKETS"から事前にチケットを購入。
一人往復でR255(約1800円)。購入するとバーコードと本人の名前入りのE-mailが送られてくる。
それを持って、いざテーブルマウンテンへ。
チケット売り場の向かいに道路まで長蛇の列。
当日券を購入する人の列らしい。
”私はオンラインでチケット買ったんだけど・・・”というと
”あーあそこのおばさんに見せて”と言われすんなり中へ入れた。
長蛇の列をあとに、すんなりとケーブルカー乗り場まで。
ちなみにケーブルカーに乗らなくて、登山する人も。
健脚の方ならば1時間、普通の人なら2時間プラス。でいけるらしい。
が運動音痴で体力に自身のない私はケーブルカーで。
ケーブルカーの男の人の説明が面白い・・・
覚えてるのはこんな感じの。
”帰りのケーブルカーに乗る際にはチケットの提示が必要となりますのでなくさないようにお願いします。
もし無くされた方は、テーブルマウンテンの綺麗な眺めを楽しみながら登山道をお楽しみください”
そして頂上へ。
めっちゃ綺麗やーー。
夜景とはまた全然違ってこれまた良い!!
こんな綺麗な眺めが簡単にできてしまう、南ア最高!
街と自然の融合素敵すぎ!ケープタウン大好きっ。
落ちる〜〜っていうのやってもらった笑
南アの人たちが皆ケープタウンに住みたがるのが分かる。
他のとこに比べ、交通機関の充実、様々な人種、そして美しい自然・・
私も住みたい。ケープタウンに。
さーて、お腹がすいたので山頂でピザを食べることに。
左の方からお姉さんにピザを注文してその場で焼いてくれた。
そして右手の方から受取。
美味しーーーー。
他にもケーキやワインバー、サラダバー、温かいもの系などいろいろ。
ケープタウンにいる間にお天気に巡り会えて良かった。本当大満足な1日でした。
ケープタウンからヘルマナスへドライブ
船で仕事を始めたばかりのころにルームシェアをしていた元ルームメートのリサが船を辞めてHermanus(ヘルマナス)で仕事を始めたというので車で一時間半かけて会いにいってきた!
N2を通ると時間も短縮していけるらしいけど、眺めがみたくて長めの道を。
大正解だった!!
ずーっと右手には綺麗な海。
左手には山。
そしてこのヘルマナス、鯨ウォッチングで有名な所らしい。
ちょうど10月の今は鯨が見れるシーズーンとのこと。実は半年前に南アでも会ってるからそんなにずっと会ってない感じはしない。
彼女の休憩時間に海岸沿いを歩いてランチへ。
なにこれー綺麗。
階段で下の方までいけるみたい。
写真は撮り逃したけど、鯨一匹見れた!
じゃーんぷ。
みたいなお洒落なアート作品がたくさん。
そしてお洒落な雰囲気のとこでランチ。
確か名前はSavanna de Hermanusだったような。
素敵なお店だし、高いかなーと思ったら、パスタ65ランド(約500円) Hunter's gold (甘めのアップルサイダー・お酒) 25ランド(約200円)。お手頃ー!
皆は95ランド(約700円)のフィッシュ&チップス頼んでた。
何の魚?て聞いてみたら"Hake Fish"とのこと。
いや、知らない。聞いたこととない。
ネットで調べてみたら南アフリカやニュージランドでよく食べられている深海魚、日本名メルルーサ魚ていうかっこいい名前らしい。
美味しかった(^^)
ヘルマノス本当自然が綺麗だったー
こんなところに私も住みたいなー
リサが羨ましいー
Cute Kitty or Killer
この可愛い猫ちゃん、名前はFrisky。
Friskyの意味は元気に飛び回ったり、じゃれてきたりと人懐っこく元気なところからきている。
この猫ちゃん、彼のママが現在お家で飼っている。
とっても可愛い。
人懐っこい。
普段船に乗っていると動物との触れ合いがゼロだから余計に可愛い。
が、もともと野良猫だったこの猫ちゃん。
おそらく5年近くは自分の力で生きていたのだろう。
頻繁にウズラやら鳩やら、ネズミやらを殺して捕まえ、ママのベッドにおくらしい。
ママは15年間飼っていたインコを最近亡くして、鳥が傷つく姿を見るたびに心が痛むらしい。
フリスキーが小鳥やらネズミやらをベッドに置くたび、ママは怒った。
そしてフリスキーはもうママのベッドには何も置きに来なくなった。
が、しかし本能的に小動物をみると止められないようで鳥たちを襲っているのをみたと。
ママはフリスキーの首に鈴をつけて、小鳥たちが逃げられるようにした。
けれど空を飛べない、ウズラたちはよく捕まってしまうらしい。。。。
何かいい方法はないものだろうか。
野良ではなく、生まれたときから教えると良いらしいけど。
"Hiding from wife?"
近くのバーにこんな黒板がかかってた。
ねぇ。面白すぎるんだけど。ユーモアたっぷりすぎるっ・・
まず一番上に Hiding from wife? て書かれてある。
なんだろうと思ってよく読んでみたら、奥さんに隠れて飲みに来ている男の人へのメニューみたいな・・笑
バーでお酒飲んでたら奥さんからお店に電話が来た!
そしてその場合お店の人がどう電話に出るかの料金表。
10ランドがミニマム。R10は日本円で約75円。
いくら賄賂をお店の人に払いますか?笑
R10ー”ここにはいません” (Not Here)
R20ー”ちょうど帰りましたよ” (Just missed him)
R30ー”ビールを一杯飲んで帰りましたよ” (Had 1 Beer&Left)
R40ー”長いこと彼にはもう会ってませんねぇ〜” (Haven't seen him in ages)
R50ー”一度も聞いたことないお名前ですね・・・” (Never heard of him)
よく考えてみるとR10の”ここにはいませんが”もう少し高くてもいいような気がするけど、
そこは気にしなくてもいいそう。
実際にお金払って電話でこんなこと言ってもらう人はいないんだろうけど、
お店にこれをおくバーのセンスが素敵。笑える。
海外のバーではちょいちょいこういうのを見る気がする・・・