船上のバレンタインデー
2月14日ということで船内は赤と白のハートだらけにいたるとこデコレーションされていてとっても可愛い感じに・・・
日本ではバレンタインデーと言えば2月14日に女の子が手作りやら買ったチョコを男性に渡すもの・・そして3月14日に男性がお返しをするという文化。
アメリカの高校に留学してバレンタインデーはそーいう決まりじゃない国もあるんだ!と知った。
アメリカの高校ではバレンタインまでにチョコやバラの花の販売があり、簡単なアンケート調査(なんで?と思ってた)。
当日には$1払うと2000人くらいいる男女学生の中からあなたにピッタリのTOP5を印刷してくれるという日本の学校じゃまずないわ。というサービスや、イケメンボーイズがバラの花を持って授業中に登場。私もこのお花ボーイズの一人から一輪のバラの花を。「誰、この人??え??」と軽くパニックになるとバラにはメッセージカードがついており、「ハッピーバレンタインズデー!」とドイツ語の先生から(友達のお母さん)からだったり、男、女関わらず友達がチョコとかキャンディー、ぬいぐるみとお花をくれたりした。
こんなバレンタインデーもあるんだなーと17才のときに知った。
そして船はというと、写真を全くとってないけど、可愛らしいデコレーションとバレンタイン向けのイベント(歌、ゲーム、バーなど)がる。そしてお花を注文できるチョコ屋さんが一年で一番忙しい日らしい。
初めての船でのバレンタインは、私もチョコを配ったりしたけど、今回は全く何も考えておらず、当日もすっかり忘れて仕事に。
仕事スタート。今日に限って、なかなか上手くいかない出来事に遭遇。
上手くいかない日もあるよなぁーとかどうしていたら良かったのかなぁーとか一人朝から思いにふけっていると前から陽気な感じでうちのHGM(ホテルジェネラルマネージャー)、ホテルの一番偉い人。面白くて、賢くて、良くいろんなことを見てて本当に尊敬する方。がバラの花もってやってきた。
これは17才の時、クラスにやってきたお花ボーイみたいに誰かからの運び屋さん・・・?
と思いきや、これはHGMから。
私以外にもホテルの女性陣に一人一輪ずつ配ってた。ホテルのほとんどの人が働くフロントデスクから結構離れた位置に私のデスクはあるのに、忘れないでいてくれた!そして一人ずつに「いつもありがとう」とか「素敵な一日を」と。
イベント全然気にしてなかったのに、
すごく嬉しい気持ちになった・・イベントごとって大事ね。ありがとうございます。
そして他のお客さんとお話をしてたらまた他のクルーが。
ずっと食べてみたかったGuylianの抹茶チョコ!「ゆきの相方からだよー」って。今船に乗ってないから何も期待してなかったのに、嬉しかったー!そして抹茶チョイスナイス!最近船に入ったばっかなのに良くわかったなぁ・・・
そして14日はBonaire、日本語では多分ボネール?って書いてあったと思う。
降りてみるとオランダの木靴系お土産がよく道に並んでて、あーオランダ領、ダッチコロニーなんだなぁとすぐ分かった。
街並みも本当にカラフルでかわいくて、手作りの家具屋さんとかユニークで素敵だった。
↑ 2002年にう埋めたタイムカプセル。2042年にあけるんだって。
カリブ海には独立国家となっているところやオランダ、イギリス、フランスなどの領土など様々な島がある。沢山の島をみてきたけれど、やはり独立しているところよりも領土で国からサポートがしっかりしているところのほうが、いろいろな基盤がしっかりと築かれていてみんな働いて、暮らしてというのが綺麗に循環しているような印象をやはりうけた。
にしてもBonaire可愛かったなぁ~
船じゃなければわざわざ来ないところじゃないかなぁ。存在自体もなかなか知る機会もない、きっと私の住んでいる地元では。
そういう意味ではやっぱり今のお仕事させてもらっていることに感謝だなぁ。
海もとっても綺麗だった。風がほどよくふき、そんなに暑くなくて最高の気候だった。
そんな素敵なバレンタインをありがとう、Bonaire。