憧れのギリシャへ行く〜ミコノス編〜
今回のクルーズはバルセロナから11日間かけてローマまで地中海をまわるというもの。
そして今コントラクト、私にとって最初で最後の夢のクルーズ。(次はプライベートできたい)
カタコロンに続きまして、次はミコノス!!!!
ミコノスも来てみたかった、ギリシャのポートの一つ!
ミコノスにつき、船から町までシャトルバスが出ているとのこと。
お客さんはチケットが有料なので歩いていく人もいた。
距離としてはそんなに遠くないけど、歩いたら少し遠いかなぁという感じ。
バスで5分?くらい。
昨日いったカタコロンとは違って栄えている雰囲気。
真っ白な壁のホテルがいくつも並んでおり、そこから海もみえる。
今日はナイトマネージャー(夜勤フロントのスーパーバイザー)のフィオとジュニアホテルコントローラーといって船内の様々な納品カウントやらスペシャルサービスのお仕事をしているネルソンと三人で街歩き。
床も壁も、高級ブランドもお店もお土産屋さんもみんな真っ白!!
それに天井や窓枠がブルーだったりする。
ほとんどのお店や建物がギリシャカラーの青と白。
街中迷い込んでも、青と白。。。もう可愛い!!
どこ歩いても、どこ見ても恋するレベル!
ミコノスの町の有名な写真スポットといえば、風車から見下ろす海岸沿いの町並み。
ということで皆でそこにいった。
結構船で旅している同僚はGoPro持ってる人が多い。
Goproは小型で持ち運びに便利で、写真のクオリティーもすごい。
そして防水なのでカリブ海シーズンにもとても人気である。
フィオがGopro持ってるので三人で写真とることに。
そして最新のGoproでのセルフィー、自撮りは音声撮影。
初めて知った!
「Gopro、Take a photo!」と言うと本当に写真を撮ってくれた。
めっちゃ簡単やし、便利やなーー
と沢山写真撮って町歩きしてうっとり〜〜
さぁ、明日は念願のサントリーニ!!ドキドキがとまらないーー
憧れのギリシャへ行く〜カタコロン編〜
今から5年前、大きなリュックを背負ってヨーロッパ周遊したとき、
唯一行けずに心残りだったのがギリシャ。
それからというもののずっと
「行ってみたいところは?」と聞かれれば必ずギリシャ!と答えてきた。
あの青い空の下にひしめき並ぶ真っ白なお家、異国の地・・・
ちなみにこの船員生活を始めるにあたって
目標は「ギリシャにいくこと。ギリシャに船で行けたら仕事辞めてもいい」
と極端なことを言い続けてきた。
というのも、ヨーロッパシーズンといえば日本シーズンとだだ被り。暖かくなってくる春から秋ごろまで。
だからアジア人、日本人であるわたしが日本シーズンに行かずにヨーロッパに飛ばされるという可能性は非常に低い。。ので今回ヨーロッパ航路に少しだけでもこれたのは本当に嬉しかった。
さてさて、初ギリシャのポートは一度も聞いたことないところ。
ミコノスやサントリーニではなくカタコロンというところ。
船に乗船し、各寄港地の説明やお客さんの質問に答えてくれるポートレクチャー フリオさんの話によると、
カタコロンには約700人しか住んでおらず、とっても小さな町。
カタコロンからは電車、バスなどで”オリンピア”まで行けるらしくそれがとっても人気らしい。
オリンピアはオリンピックの起源となった場所らしい。
港を降りるとオリンピア行きのバスの呼び込みがすごい。
看板を皆もっており、3ユーロだよー、こっちは2ユーロでいけるよー。とのこと。
時間的に余裕がなかったので、私は初カタコロンを散策することに。
ちなみにあとから電車のお兄さんに聞いた話によると電車は往復10ユーロで行けるしぼられたりしないけど
3ユーロとかのバスでいくと、帰りのバスは高い値段をふっかけられることもあるらしい。
カタコロンの町はというと、とってもこじんまりしてるんだけど・・
やっぱり可愛い!!
町の色合い、そしてお土産屋さんで並ぶもの、、何もかも珍しくて楽しい!
ドキドキがとまらないーーー笑
ギリシャのお土産といえば、オリーブやオリーブの石鹸、海藻スポンジ、刺繍いりの白い服などなど。
一緒に最近よく外にでるゲイのお友達と写真とりまくり。
彼、やたら写真のとり方のこだわりがすごい。
「うん、とってもよく撮れてるけど、左の部分をもっと写すとバランスがいいわー」
「次はこのポーズするからこっちの角度からとってー」
などなど、なるほど私より美意識高いな。と思いながら撮影会。
そしてギリシャといえば・・・・Gyors?みたいなタコスみたいなやつが有名ということでそれ食べた!
なんと、豚肉、鶏肉、フライドポテトと野菜が入ってかなりお腹にたまりそーなやつがたったの2ユーロ。
ギリシャって物価高いのかと思ったけどアホほど高いことはなさそう。
それからアイス食べて、町を散策して帰宅。
カタコロン、可愛い町だったなー
いつかは電車でオリンピアまで行ってみたいなー
モンテネグロで絶景を見る
モンテネグロには前同僚だったお友達が現在住んでいるので、今度来たら案内してあげるよーとのこと。
全くイメージも湧かない..
友達、サンヤはセルビア人だが5年前からモンテネグロに惚れ込んで移住したそう。
言葉もほぼ同じで通じるのだとか。
モンテネグロのコトール。大きな船は着岸できないので、テンダーボートで10分もないくらいで着いた。
何食べたい?と聞かれたので
時間も午前10時くらいだし、
"モンテネグロの朝ごはんが食べたい"
と言ったら、
これがザ・モンテネグロの朝食だよっと。
オムレツにプロシュート。それにフェタチーズ。これが典型的なモンテネグロの朝ごはんとのこと。。おしゃれー
それから3人で一時間かけてコトールのフォートをハイキング。
最初は余裕ぶっこいてた私。
結論からいって運動不足の人には結構キツイ坂でした!
最初はこんな感じ。で石がでぼこぼした坂道。左手には石の階段が。
ここは登ってくる人と、降りてくる人でゆずりあいながら使用。
だんだん道も滑りやすく、ケーブルカーもないため登りが結構キツイ..
登るのに必死であんまり行くまでの写真がないけど、石畳の方が意外と滑りやすくて、みんな靴でも滑ってた。
のぼりきったら絶景だった!このあと5日は階段の登り降り辛かったけど..またいつかきたいな!
なくしもの(奇跡編)
サムイ島で大事なスマホをなくした3週間後のお話。
3週間は携帯電話なし、インターネットはタブレットを使用し、目覚ましは会社の携帯を使用。
なくしてみて分かるありがたみ..
船とサムイ島の中間に入っていろいろしてくれてたポートエージェントの
方からもやっぱり見つからなかったと..
私はアジア航路は一ヶ月だけでもといた船に戻してもらう約束だったから下船日前日にもう一度だけサムイ島へ。
携帯は99%ないだろーなー.. でも美味しいもの食べたり、帰る船に沢山アジアの食べ物買って帰ろう。
そして思い当たる携帯紛失場所にいってみよ!
と思い、美味しいものたべ、お買い物して、
ドキドキしながら3週間前にワンピース試着して購入したお店に。
私 "3週間前にここでワンピース買ったんだけど、携帯電話のおとしものなかった?(英語)"
お店のおばちゃん "せるふぉん?セルフォーン?なにそれ??しらん、しらん!!"
私 "わかりました。(ここじゃなかったかー誰かに盗られてたのかなー)"
お店を去り、ストレス発散のためコンビニでお菓子を爆買い。
しながら、考える。
このまま見つからなくて、すっきりする?
あのおばちゃんには英語が通じてなかった🔤
"ここにはない。"とは言われてないと何度も頭を駆け巡り始めた。
やっぱりもう一度ダメもとでいってみよ!
他の英語分かるスタッフに聞いて
それで"ここにはない。"と言われたら諦めがつく。
と思い、コンビニの大量のお菓子を両手にお店に引き返す。
と私を見たおばちゃんがすごい勢いで手招きしてくる。
おばちゃんの英語が分かりにくかったけど、私が解釈したには私が去ったあと他のスタッフに聞いたらしい。
そしたらお店の奥からタッパー持ってきた。
それを開けてくれて、いろんな落し物と
私の携帯電話!!!
手帳ケース開いたら私の名刺!!
3週間前に落としたものだからもうとっくに充電は切れてたけど感動!
おばちゃんハグして、お礼をいって慌ててテンダーボートに飛び乗り帰宅。
早く充電して使えるか確認したかったのだ。
ちゃんと充電できる!大丈夫!
観光地のサムイ島じゃ絶対返ってこないと思ったのに奇跡だった。
船に戻ってから思った..
あ、おばちゃんの誠意に感謝してチップ払うなり、お店で買い物するなりすればよかった。
しかもお店の写真とかおばちゃんの写真とらせてもらって正直者の素敵な方のお店ですとかSNSで宣伝してあげればよかったと大後悔orz
いつか戻ることがあれば、ちゃんとお礼を伝えたい。
奇跡っておきるんだと思った話でした。
大航海を終えマデイラ(ポルトガル)につく
1週間の大航海を終え、アフリカからヨーロッパの入り口にあるポルドガルの離島、マデイラに到着。
アメリカ東海岸からヨーロッパへの航海は時差変更があり毎日時計を一時間ずつお昼に進めた。
船内での時間変更は通常、昼間のイベントやご飯に影響がでないように深夜に変更するのが普通になんだけど、今回のクロッシングクルーズは違った。
どんな形であれ、毎日一時間時計を早める(進める)のは結構辛い。。
特に働いてる人にとって。
というのも毎日一時間ずつ睡眠時間を減らされ、働く時間の開始も毎日早くなっていのはかなり辛いので連続の時間変更(いわいゆるクロッシングクルーズ)はどこの船も昼にするそう。
1週間船に缶詰は…辛かった。。
やっぱり息が詰まるところがある。外に出て知らない土地を風をうけて歩いて、その土地の物を食べる…今まで普通に出来ていたことができない…1週間だけだけど、ずっと働いてる1週間、船の中は長い。。
考えてみると1週間船に引きこもりって中々ない。とっくに飽きてしまっていた3年目のカリブ海ですらもっと頻繁にとりあえず降りていた。
やっとマデイラついたー
けど、私は本日なんとIPM(In port manning) といって船にお留守番の当番の日。がががーん。
誰か船に残ってて代わってくれる人いないかなーと軽く探してみたけど見つからず。
外の景色が観れるところでゆっくりお粥などを食べ、洗濯をし(制服は洗ってもらえるけど、私服は皆自分でする)、お昼寝…するものの一時間以上眠れず、まだ仕事まで時間が。
こんなにも休憩が長く感じたのは久しぶりだ。いつもあっという間に過ぎるのに。
そしてデクスにいって、お客さんとお話おして、オフィスに帰って来て事務作業。
そしたらポルドガル人のお友達がオフィスにきてくれた。
私が
"初ポルトガル出れなくて辛い。お金払うからポルトガルご当地スイーツ買ってきて欲しい。"
と泣き言いってたのを覚えててくれて
ポルトガルの難しくて一生覚えられない名前のパイを買ってきてくれた。
なにこれ、めっちゃ美味しいー!!
ポルトガルならどこでも買えるらしい。
またいつか戻ってきたいなー!
アルバで沈没船をみにいく
今シーズンラストのアルバ。オランダ領土であるここはお買い物できるところが多かったり、綺麗なビーチで有名。
私はやっぱりここでもいつも寿司を食べます笑
けど今回はお寿司じゃなくてずっと行ってみたかった沈没船をシュノーケリングで見に行くツアーに参加。
まず出発前に何が起きても自己責任なので旅行会社を訴えたり、補償金を請求しませんという承諾書?Waiverに署名。
そして80人くらいで大きなヨットに。
1つ目が魚や珊瑚をみる子とを楽しむスポットへ。
4月だけど海が結構冷たかった。。。
でも外は暑いんだけど。
珊瑚や海の感じは石垣島の方が綺麗だったなーと思いながらもたくさんの魚達を発見し、テンション上がり写真をたくさん撮って楽しんだ。
自分のシュノーケリングセットもってきてるおばさん達何人かいた。
今時、こんな顔面マスクのタイプあるみたい。
すごく呼吸がしやすいし、楽チンといってまわりの人におすすめしてた。アマゾンでかえるらしい。今アマゾンでみてみたらUSD28くらいだった。そんな高くないのね。
そして最終目的地は沈没船、Shipwreckのところへ。
海の上からは何もみえない・・・
とびこんでもぐっていくとみえるみえる。
これは元々ドイツの船で航海してたんだけど、爆発がおきて中いた120人くらいは皆船長の指示で船からとびおりて近くの島まで泳いで逃げたそう。
でもその島がオランダ領だから当時捕虜として全員捕まってArubaにはそんな大きい刑務所がないからみんなBonaireまで収監された・・・みたいな話をガイドさんがしてた。
ちなみに「爆発がおきて・・」って言った時に後ろのスタッフが「BOOOOOOOOM!!!」てめちゃおっきい声で爆発音を・・びびった人もいたけど笑いが起きてた
ヨットは飲み物をただで配ってて、ずっとレゲエがかかってて、ラムパンチも皆欲しい人たちにあげてた。中年のおじさんおばさん、おじいさん、おばあさんも踊ってたり歌うたって揺れててとってもハッピーなバケーションの過ごし方だなぁーと見ていた私でした。
アルバ次くるのはいつかな。
いつも行く場所の違う景色
毎クルーズといってもよいほど、本当によくくるセントトーマス。
何度かここに書かせてもらったけど、私がここにきてすることといえば、寿司を食べるか買い物をする。
か、ダウンタウンまで足をのばしてみる。
それくらい。。。だったのですが、船降りて5分もしないところからケーブルカーに乗って絶景が見れるらしいということでいってきた!
ケーブルカーにのって、5分くらいで頂上へ。
ラスタな感じのおじちゃんが “Welcome to Paradise view point”へって迎えてくれたんだけど登ってすぐ見えた景色がもうめちゃくちゃ綺麗だった。
どーん。
こんな身近に綺麗な景色があること知らんかった。。。
カリブ海シーズンもあと少しで終わり。
シーズン終わっちゃう前に見れて良かったー
幸せいっぱいでしたー