いつものルーティーンから外れてみる in St Thomas
St.Thomasに初めて来たのは多分2014年くらい。7日に1度くる航路でこれを3ヶ月くらいした。だから珍しくもなく、着岸してもわざわざ降りないことも。そんなポートていくつかあるのです。
働きながら、繰り返し同じところにくると。
ちなみにSt Thomasはカリブ海の島だけどアメリカ統治下の領土でアメリカのSIMカードが使える!米ドルもどこでも使えるし、港には高級時計屋さんやら宝石屋さんが並んでる。
私がこの港に来て、外に出ると必ず行くのが船から歩いて5分くらいのお寿司屋さん。
お寿司屋さんといってもカリブ海では日本でみるようなにぎり寿司はほぼ見ない。
頼めば作ってくれるところもあるけど、食べてる人見たことない。
なんといっても華やかな盛り合わせの外まき、Inside outroll(カリフォルニアロールみたいなの)だらけ。お寿司はその国やお店によって、その土地の人の好みに合わせた具材で面白い。
このお寿司屋さんはとにかくサイズがばかでかい!そして高い!けどクルーめっちゃくる!笑😂
ハラペーニョ味のとびことよく見る赤色のとびこがかかったお寿司。St.Thomas rollだったかな。忘れちゃった。
とお寿司のこと書き出すと止まらないので一旦お寿司トーク、ストップ。
今回は初めてマネジャー達とお寿司以外のところにいってみた話。
"ハンバーガー食べようよー"とお誘いを受けたので皆でウィンディーズに。
ウィンディーズとか最後に食べたの留学してたテキサスぶりな気がする。お味は普通。美味しいけどハンバーガーの味。
そしてハンバーガー食べた後、徒歩30?分くらい海沿いを歩くと市内に行けるとのことで連れてってもらった。
メンバーはファイナンスマネージャー、フロントデスクのスーパーバイザー、あとホテルコントローラーといっていろんなもののカウントしたりコントロールをしてる人とお出かけ。日本語では何て言うだ?財務?いろんなもの管理してる。パッケージ(記念日、誕生日等など)とか納品されたお酒のカウントだとかいろいろ。
会社のことソーシャルメディアに書くことについていろいろ規制があるんだけど、軽い説明は規約に触れてないかな?まぁ日本語だし大丈夫かな。
と、まぁタクシー乗っても良いけど、道がすごく綺麗だから皆で歩こうかーて話になってテクテクと。
そしたら地元の人がやってるお土産市場が。
そこでレモネード(目の前でレモン絞ってくれる)飲んで、ちょっとすると街が。
ここも高級な宝石屋さん、時計屋さん、そしてお土産屋さん。
特に欲しいものはなかったけど、町並みが可愛かった。
St.Thomas何回も来て、名前を聞いてもそんなにもう興味もなくなってたのにこんなところがあったんだーとびっくり。
しかも帰りに連れていって貰ったオーガニック系の薬局が面白かった。食べ物から洗面用具至るものが意識高い系!いろんなオイルがセールになってたけど、私は時間なくて何も買えなかったー(´;ω;`)また帰ってこよう。
よく聞き慣れた、親しみ深い場所でもまだ知らないことってきっと沢山あるんだろーな。
いつものルーティーンから外れてみるのもたまにはいいね。
これを読んでくれた人にも、普段の生活の中に何か楽しい発見がありますよーに
人生初の飲み逃げか
さてさて、20日に1回ドミニカにやってきますが、まだ一度も降りたことがなく、てっきりドミニカ共和国(Dominica Republic)だと思ってたら日本語ではドミニカ国。英語ではCommonwealth of Dominicaと言うらしい。
とりあえず、カリブ海の港全部1回は降りて自分の足で散策したいと思い、今日は一人でぐるぐる。
思ったよりも田舎で、市内にはWi-Fiがありそうなカフェが1つもなかった!(着岸してる港のすぐそばにはクルーの溜まり場になってるWi-Fiカフェがいくつか)
レストランとかも見当たらなくてキオスクみたいなのと立ち飲み屋さんとピザ屋さんはみつけた。
アメリカ領土内では使えるSIMカードもドミニカでは使えない…
今日はアプリをいろいろアップデートしたりニュースダウンロードしたくてインターネットを使えるとこを探してた。
結局船から15分くらい歩いて海沿いにある カフェに。
私以外お客さんゼロ。夜はクラブになるらしく、室内の家具も結構ボロボロ。
私は海の風が気持ちい外の席に。
ラスタな感じのおじちゃんオススメの地元のパイナップルジュース(スムージーっぽかった)頼んでWi-Fi。
ジュースも美味しいし、風も気持ちい。データを気にしないで使えるネット。至福の時ー
とまったりしたから少し早めに船に帰ってお昼ねしよっ!と思って$3払おうと思ったら…
????
ない!お財布ない!!
盗られたとかじゃない!!
鞄に入れ忘れたー!!と即気づいた私。
おじちゃん、何て言うだろと思いながらも、正直に話した。
私 "ごめんなさい…お財布忘れたんだけど取りに帰っていい??(船を指差して)あれがお家だから、とって帰ってくるから!"
おじちゃん"あぁ、そうなの?OK"
おじちゃん怒らないでくれてありがとー😭
船まであるいて税関通って、セキュリティー通って、ジムの格好とスニーカーに着替えてまたセキュリティー通っておじちゃんとこに。
暑いし、地味に遠い。けど時間に余裕あって良かった。
おじちゃんに少しばかりのチップと一緒に渡したら、おじちゃんは"ありがとう。そんなに慌ててきたの?大丈夫?またおいでね"て。優しいー
人生初の飲み逃げにならなくて良かったー
美味しかったジュースも時間も罪悪感で終わらなくて良かったー
お出かけの際にはお財布チェックしましょう・・・(;´Д`)笑
日本発着と海外発着の違い。
私の働いてる船会社は春から秋にかけて日本発着の航路があり、ある一隻が日本を中心にまわる。
日本人向けに毎年毎年いろんなものが改善されていく。
例えば、食べ物。
日本人は少ない量でいろんな食材をバランスよく食べようとか食べ物は残しちゃいけないと考えてる人が多いかと思う。私もこの一人。
けど海外発着は量がとにかく多い。バラエティーよりもポーション(量)重視が多くて、日本発着の際はポーションが少なくなった。
あとラーメンステーションが日本発着には出て、このラーメンの味も毎年良くなってる!
私は胡麻油とネギを沢山いれて食べるのが好き。フィリピンの子はよく唐辛子ペーストとかラー油を大量に入れて真っ赤にして食べてる。
国によっていろいろ違うよねー
そして日本のお客さんは航路とか着岸する港で予約をして着岸時には皆船を降りて出かける。
一方、海外発着は結構、終日航海日とって一日中海の日、"シーデイ"を楽しみにしてたり、着岸しても降りずに船内でくつろいでる人を良くみかける。
外国のお客さんに"今日は外行くの?"て聞くと"うーん、ここは前来たことあるからなー。気が向いたら出ようかな"なんて方も。
もちろん全員じゃないし、家族で毎日ツアーに申し込んでる人とか自身でプラン立ててる人も。
この間カリブ海全ての島でゴルフするっておじいさんいたな…
いろんな人と出会う。
日本人は感情を露にしないことを美徳としてるとこがあると思う。
よっぽどのことがない限り、声をあらげて怒鳴り散らすとか罵る言葉を使うとか。なかなかない。
欧米の方はよくも悪くも感情を露にすることが多いんじゃないかなぁと思う。あくまで私の意見だけど。
思ってることを遠回りせず、ストレートに怒ってることを伝えたり、逆にどれだけ感動したかとか感謝の気持ちをすごく綺麗な言葉で包み隠さず伝えてくれたりする。
あとユーモア。これは私に欠けてるものでとっても欲しいものなんだけど、本当に外国のお客さんのジョーク、ユーモアがすごい。いちいち面白いこと言ってくれる、本当に。
日本人的に真面目に聞かれたことを返すだけじゃつまらないなって最近よく思う。時と場合にもよるけど、面白いこと言われたら面白く言い返したい!と最近強く思う。
私も意識したら面白くなれるかな?笑
クルーズとの出合い
ふと思い出したので、船で働くきっかけになった話を書いてみる。
フロリダに訳あけあって一年住んで、働きながらだから自由に使えるお金もあって、DC, NY, ラスベガス、プエルトリコ、マイアミ等など本当に沢山旅行した。
仲間内でブームだったのがクルーズ。フロリダと言えば、港がありカリブ海も目とはなの先、1月、2月なんかは破格値でいけちゃうらしい。
ということでディズニーやらカーニバルやらある中でロイヤルカリビアンの3泊4日(ナソー、ロイヤルカリビアンの所有する島)に300ドルくらいで行ったんだけど、これが楽しかった!
3000人以上乗る船、フェリーとか移動じゃなくて娯楽で乗る船、いわゆる豪華客船のイメージが変わった。
富裕層ばっかじゃなくて一般人とか20代の若者もいるじゃん。アメリカではもっとカジュアルなんだ…と庶民の私は感動。
一緒に私とクルーズした子は前々から船で働きたくてフロリダにいる間に各会社の船にのってた。そしてイタリア船で働き始めた。
私も"船で働いてみたいなー"と思ったもののなかなか求人も見つからず、一旦帰国して日本で働きながらも想いはますます膨らんで…
完全英語の求人サイトでクルーズにフィルターかけてたやつが引っ掛かってメールが。
どんどん進んでいくと、フランクにLA本社とSkype面接に。
日本に帰国してからはOLさんのオフィスカジュアルな服装で出勤してたんだけど、LAの人事の人に聞かれた時間が出勤前だっからいつもよりシャープな就活生みたいなので挑んだこと今でも覚えてる。
勝手にSkype面接=動画面接だと思って化粧も自分なりにしっかりしたのにまさかの自分の顔だけ映されて、相手は会社のロゴ。
全部英語だったけど、物凄く分かりやすくて、めちゃくちゃフレンドリーだった。京都のゲストハウスで英語受付と予約をしてたって言ったらフロントデスクを勧められた。何でも良いので船で働きたいです!て言ったら、1週間後に採用通知が。
それが12月。当時働いてたところの関係で船で働くのは4月1日以降にしてほしいとLAにメール。
ここからが大変だった。
揃えろと言われた英語の書類や東京に1つしかない提携のクリニックで健康診断を受けたり、船員ビザをとったり、犯罪履歴証明とやらの手に入れかた分からなくて警察署に電話してもそんなの英語で発効できないと言われたり…なんといってもスケジュールがコロコロ変わるのが一番辛かった。もう少しで出発かなと思ったら延ばされたり、なかなか返事がこなかったり。
こんなに全部揃えたのにこれってもしかして詐欺だったのかな…とか途中何度も思った。
そしてこれが外資の会社で働くということかと学んだ。
4月に一旦仕事を終え、旅行したり、遊んだり、バイトしたりしてついに7月に本当に出発。親もギリギリまで心配してたと思う(^^;
そしてシアトルにつくと私と同じような新しく採用された人が10人くらい。日本人は四人?かな。このメンバーでアラスカを廻る船の中で2週間研修。そしてバラバラの船に送られた。
この研修は辛かった。毎日、朝から晩まで船用語や専門知識の勉強して詰め込んでくのが大変。特にグループ制で緊張感漂うなかのクイズの出し合いや長文の道案内を英語で伝言ゲームしてくやつとか。私はなかなか専門知識を理解して覚えられなくて韓国人のルームメートが助けてくれた。ユン、本当にありがとう(´;ω;`)
ずーっと遠い昔の辛い記憶のようだけどまだ4年くらい。当時の研修チームで今でも残ってるのは半分くらいかな。
あれからいろんな経験をした。
"船で働く"て友達に言っても"???"な感じで私のことよく知らない人には"え?漁師さんですか?"てなったり笑
フロントデスクから出入国審査のお手紙とか書類とか流れの管理をする仕事、ちょっとした船内放送や翻訳、そして今はまた違うポジション。本当にいろんなことしたなー
人生て何が起こるか分からないねー
これから先はどんなことが起こるのかなー
先のこと分からなくても自分のしたいこと、興味のある方向に進んでいくのを忘れないようにしたい。
近づいてみるといろいろと見えてくることってあると思う。
ナソーでパイレーツミュージアムに行く
カリブ海には海賊が昔たくさんいてその歴史みたいなのをみてきた。
実はナソー、人生で初めてクルーズ(しかもパッセンジャーで)乗ったときに友達ときた港。
前きたときは、とりあえず着岸してすぐのとこで髪の毛編み込みしてもらって(あとでその日がフォーマルだと気づく笑)、コンク貝のレストランに行き、ビーチでごろごろして、大砲とかのあるFortを見に行った。
↑今もまだあった。編み込みしてくれるブース。
四年ぶりにナソーに帰って来た!あのクルーズの旅のあとから船で働きたいと思うようになったんだよなー
見覚えのある景色に今はクルーとして戻ってきてる。何か感慨深かったー
そして初のパイレーツミュージアム。大人$13でまぁあっさりだけど楽しめたかなー
カリブ海の人達は肌が黒めな人が多くて、本当のカリブの海賊たちはみんな黒人だったんだよーとか
海賊は裏切り者に罰として無人島に一人置き去りにして孤独死させたりするんだよーとか
本物のの海賊の旗は実際に白と黒でドクロをモチーフにしてるものが多かったとかクイズ形式でYES/NOで壁に書かれてた。
実在した海賊フラッグたち。
ミュージアム室内は写真撮影可◎
海賊船の中を通過
裏切り者は無人島に一人置いてかれる。
たまに友達に船のってて"海賊に襲われたりすることないの?"て聞かれたりすることあるけど、ないないないー
私が今乗ってる船は常客数約3500人+乗組員のバカでかい船(下手したら田舎町よりでかい)相手に襲ってこないわー
絶対勝てない。船のセキュリティーもテクノロジーも。
襲われたとしたらそれはもうテロだよね。海賊というか、大規模な組織だよね。この巨大船をコントロールできるなら。
最後はお土産屋さんで遊びましたとさ。ちゃんちゃん。笑
写真はウクライナのお友達。甥っ子にこのお面シリーズを買ってた(*´-`)笑❤
初のグレナダ
初のグレナダ!
本当は何回か来てるんだけどいつも出港時間が早くてクルーは午後1時までに船に戻らないといけないという…
今回は前もって出ようと決め準備して、お昼ご飯食べに外に。
空は快晴。今は1月でめちゃくちゃ暑い訳でもなく、風が程よくふいていい感じ。
やっぱりカリブだから街はカラフル。
ローカルなものが食べたくて船から歩いて少ししたらローカルなレゲエっぽい音楽爆音でかかってておじちゃん達踊ってるとこに。
ここくるまでにも何度か見かけた"Chicken Roti"というローカルフードに挑戦。
たったの4ドル(^^)
そして飲み物はパッションフルーツが良かったけど売り切れということで
おすすめされたハイビスカスジュース$2を。
島でとれたハイビスカスにスパイスを加えたものらしい。迷ってたらサンプルくれて
意外とすっきりで甘くて美味しかったのでこれも購入。
Rotiはカレーチキンが中に入ってクレープみたな生地に包まれた食べ物でした。
しかもチキンは骨付き。けどフォークとナイフでほろほろとかんたんに崩れた。
味はそんなに濃くなくて、めちゃくちゃ絶品!というわけではないけど、
まわりのローカルのおじちゃん、おばちゃんも同じものを食べてて同じものを食べていることが嬉しかった、そんな一日でした。ちゃんちゃん。
Happy New Year from the Caribbean sea!!
皆様、あけましておめでとうございます。
船内では12月から船の至るとこにクリスマスのデコレーションが。
フロントデスクはサンタハットをみんな被って、電話のこたえかたは
”Happy Holidays...○○speaking. How may I help you?”に変更。
”メリークリスマス”は宗教上、非礼に当たるので、どこの宗教の人にも対応できるように
”ハッピーホリデイズ”というようにとのこと。
いつものクルーズよりもファミリー連れが多く、賑やかな雰囲気だった。
家族と離れ船上で働くクルーにもいくつかイベントが。
毎年恒例のクルーのジンジャーブレッドハウスコンテスト。
楽しく2時間くらいかけてつくりました。
けどこのあと、みんなのクオリティーの高さに撃沈。
てか与えられたお菓子しか使っちゃいけないと思ってたのに、
皆ほかのお菓子、電光線、コットン、粘土などなどいろいろ使ってた笑
そしてホテルデパートメントはHGMのお部屋でクリスマス会。
前もって決められた金額でほしいものTOP3を書いてランダムに割り当てられたSecret Santa達がプレゼントを用意してくれた。
私は1化粧品(あなたが私に似合うと思うもの)2チョコ3忘れた・・・笑
って書いてリップグロス貰った^^
そしてクルーラッフル。今まで1度も当たったことなかったけど初!
beatsのイヤホンが。アンドロイドユーザーである私はbeatsかぁ・・という感じだったけど
つけ心地は良かった!音に関しては130ドルもするのにそんなに違いが分からなかったー(^^;
そして年越し!
バーがひたすら忙しそうだった!
バルーンドロップ!どこも人人、人!
カウントダウン後のはけ方めっちゃ早かったけど…
このあと皆でクルーバーにいっていろんな人に挨拶して就寝。
ホリデークルーズも終わり、普通のクルーズに戻りそう。
2017も頑張ります。おやすみなさい